いわきの海に魚突きに来る人へ!是非読んでください!

中之作 コラム

最近このホームページも少しづつ見てもらえる機会が増え、「魚突き」と「いわきの海」に興味を持っていただき、他県から遠征に来る方が増えてきています。

先週までの連続3Diveで、このホームページを見て、いわきの海に遠征に来た潜人に会う事が出来、お話しする機会もありました。

仲間が増えてとてもうれしい反面、他の県同様に魚突きがやりにくい環境にならないか心配もしています。

いわきの海は私だけのものではないのですが、ポイント紹介を見て来てくれる方々には、是非伝えておきたい、私の思いがあります。

遠征に来る前に、一度この記事を読んでいただきたいと思います。

このホームページのコンセプト

 

江名

トップページにも書いていますが、いわきの潜人、釣り人、ダイバー、漁師、海のレジャーで楽しむ人々、、、いわきの海好きの人たちを仲良く、一つにすることがこのホームページを作った目的であり、コンセプトです。

他の県の海

八丈島

わたしは、10年以上魚突きを趣味としており、日本全国たくさんの県や離島に遠征に行きました。そこで気づいたことは、潜人、釣り人、ダイバー、漁師は仲が悪いという事。

私は直接トラブルになったことはありませんが、以下の様な話を聞いたことがあります。

  • ダイバーと潜人がテリトリー争いになって喧嘩になる。
  • 泳いでいると、釣り人も重りをぶつられる。
  • ウエットスーツを着ているだけで密漁を疑われ、漁師と喧嘩になる。

同じ海好きでありながら、違う趣味なだけでいがみ合っている地域が多いという事です。

守ってほしい事

サンマリーナ

最低ラインとして、守ってほしい私からのお願いがあります。

トラブルを避けましょう

潜人が偉いわけではなく、釣り人が優先なわけではなく、ダイバーが正しいわけでもありません。

海は誰にも独占できるわけはないので、住み分けはとても難しいと思います。

でも、感情的にぶつかってくる人は必ずいます。そこで、感情で返すことが一番良くない事だと私は考えています。

反発したくなる気持ちはすごくわかりますが、グッと堪えて、回避していただきたいと思います。

領土争いに負けたわけではありません。無駄に感情を揺さぶられる事を回避したのです。

密漁は止めてください

少しならバレないだろうという考えからアワビなどを持って帰る人がいます。

特に県外からだと、「たまにだしいいか」という感情が生まれるのだと思います。

この様な行為は、魚突きをする人間の信頼を奪い、ウエットスーツを着ている人間全体を容疑者にし、漁師や海保がいちいち注意しなくてはならない状態を作り上げるのです。

ゴミは捨てない

潜っていても、きっと釣りをしていても、きっとダイビングをしていても、漁をしていても。。海にゴミが浮いていたら、嫌な気持ちになると思います。

そう感じない人が捨ててしまうのはしようが無いですが、私のこのホームページのおかげで、いわきの海に興味をもち、遠征に来た人は私からの”貸し”があるという事で、「ゴミは捨てない」を守ってほしいと思います。

死なないでください

始めたてで、私の様にお魚を突くのは難しいと思います。

私が紹介している遊泳ルートも、初心者にはとても危険なルートであることが多くあります。

連絡をいただければ、初心者におすすめのポイントも紹介できますので、お問い合わせよろしくお願いします。

伊豆大島では近年魚突き中の死亡者が多く、魚突きが禁止になりました。

私のホームページのせいで死者が出るのは辛いですし、取り締まりが強化されると、私も魚突きが出来なくなるので、、、、死なないでください!十分に気を付けて遊んでください。

死なない為に、この記事も読んでほしいです。「魚突きをやっていて死にかけた事例五選」

潜人にできる事

相関図

守ってほしい事で述べた内容は最低ラインであり、より魚突きを楽しく続けるために、潜人にできることがあります。

海好きの人々を愛する(宗教感・・・)

具体的には、好意をもって、話しかけてみてください。

そうすることで、「潜人は」とか「釣り人は」とかカテゴライズをして、いがみ合っていることは何の意味もなく、皆一人一人がそれぞれの考え方を持った個人である事に気が付けます。

潜人同士でも仲良くなれない人もいますし、釣り人と仲良くなれる潜人もいるのです。

釣り人の落とし物を拾う

ルアーや鉛。放置されれば海の有害物質かもしれませんが、潜人はそれを拾って再利用する事が出来ます。

釣りをやられない人であれば、やり方次第で、お小遣いに変えることもできるのです。

利用するつもりで、海にいい事しましょう♪

海好き同士の信頼が生まれるかもしれません。

伝えたい事

伝えたいこと

いわきは潜人の生息域の北限に近く、潜人人口もそれほど多くはありません。

海で遊ぶ人々の間で活動エリアがぶつかることが少なく、トラブルも発生していないので、まだ海好き同士の仲が”悪い”とも”良い”とも言えない状態です。

私は先に述べたコンセプトに沿ってホームページを運営していますが、他県に住む潜人仲間からはいろいろな意見が出ています。

「ポイントを晒すとマナーを守らない潜人が入ってきて、ルールや条例が厳しくなるから、やめた方がいい。自分が楽しめなくなる。」

「マンゾー(私)のホームであり自分で開拓したポイントだから、自らの判断と行動で結果どうするかはマンゾー次第だ。」

それでも私は、海好き同士が理解し合い、楽しみを共有し合えると信じて、ポイントを晒し続けます。

いわきの海のすばらしさを配信し続けます。

そして、いわきに来る人々に私の思いが通じると信じています。

これからのいわきの海がどうなっていくのかは、いわきの海で遊ぶ一人一人の行動によって決まるのです!!!

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